散開星団
散開星団は、誕生してから数億年程度と若い星で青白く、金属量が多い。
春の散開星団
しし座の鼻先前方(西側)のかに座の散開星団でM44、これがプレセペ星団です。
双眼鏡でなら4つほどの星の固まりが見えます。
もう一つ、今度はしし座の尾の方デネボラから後方(東側)にある「かみのけ座」の
メロッテ111と呼ばれている散開星団。
星がパラパラと広がっている様子を双眼鏡でなら見つけやすいと思います。
2つの散開星団の見つけ方
この2つの散開星団は、しし座の前後にあり、しし座は前脚の1等星「レグルス」尾の所の2等星「デネボラ」があるので見つけ易いから、ここから探すのがベスト。
かに座
しし座の位置は南の空から南西の空高くにあります。
今なら日没後、西の空に2つの輝く星が見えるでしょう。
下が金星、上が木星です。
高度2、30度辺りにマイナス等級の明るい金星が輝き、
その斜め左上(拳横に2つ)に木星が輝いているので、
金星から木星へ、そしてそのまま木星から拳を横に3つほど
南へ延ばすと、輝く星が見えるでしょう。
それがしし座の1等星レグルスです。
(金星、木星は日没後まだ空が真っ暗になっていなくても確認できますが、レグルスは空が暗くなり、あなたの観測場所も暗い所で探して見てください)
そのレグルスと木星の丁度真ん中辺りやや上方に「かに座」があります。
裸眼で見辛い地域の人は、ぜひ双眼鏡で探して見てください。
4つの四角い星が「かに座」の甲羅部分で、その中心に沢山の星の固まりが見えると思います。
それが散開星団M44プレセペ星団です。
イギリスでは「ビーハイブ」、ミツバチの巣と言われ、
巣に集まったミツバチの群れのように星の群れが見えるでしょう。
かみのけ座
しし座の尾の部分にある「デネボラ」
このデネボラの左(東側)に輝く1等星「うしかい座のアルクトゥールス」が見えます。
丁度、そのアルクトゥールスとデネボラの間にある小さな星の群れが「かみの毛座」です。
別の探し方は、「北斗七星」から「アルクトゥールス」そして
おとめ座の「スピカ」までの春の大曲線です。
この北斗七星のひしゃくの柄先からアルクトゥールスまでの間の
真ん中から右(西)側に3等星の「りょうけん座」のコル・カロリがあります。
この「りょうけん座」とスピカのある「おとめ座」の中央辺りが「かみの毛座」になります。
このかみの毛座を双眼鏡、小型望遠鏡で見ると、星の群れを見ることが出来るでしょう。
Melotte(メロッテ)111、かみの毛座の散開星団です。
ちなみに先ほどのコル・カロリとは、「チャールズ王の心臓」と言う意味で、1660年イギリス王朝が復活して、チャールズ二世がロンドンの城に戻られたのを記念して、ハレーが名付けたと言われています。
ぜひ、この二つの星団をしし座と共に楽しんでください。



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