オリオン座の三ツ星と大星雲

天体観測

三ツ星と大星雲(M42)

冬の代表的な星座の1つと言えば「オリオン座」があげられるでしょう

2つの三ツ星

このオリオン座の丁度真ん中辺り、星座絵で言えばオリオンの腰ベルト辺りに斜め横に並んだ綺麗な三ツ星が見えると思います
1等星のペテルギウス、リゲルを含む4つの星に囲まれた中央に三つの星が横に並びあり、これこそ冬の代表星座オリオン座の雄姿です
この三つの星には名前があり左(東)側から「アルニタク」「アルニラム」「ミンタカ」です

この横並びの三ツ星の中央の星の下辺りにこんどは縦に小さな三ツ星があるのをご存じでしょうか
星座絵で言えば「剣」に当たる部分です
肉眼でも良く見えるベルトラインにある約2等星の横並びの三ツ星
その下に約4、5等星の小三ツ星
条件の良い環境なら肉眼でも小三ツ星を確認することは可能です

オリオン大星雲とトラペジウム

この小三ツ星の真ん中の星、なんとなくぼんやり輝くように見えませんか
実はこれは上下にある恒星でなくオリオン大星雲(M42)なのです
丁度、「鳥が翼を広げた形」、「蝶が羽を広げた姿」に似ているとか言われます
もし肉眼で見難い時は、双眼鏡で覗いてみればぼんやり光る雲のようなものが見えると思います
50mm×7倍
40mm×8倍程度の双眼鏡でも楽しめます
「オリオン大星雲」は「アンドロメダ銀河」「三角座銀河」「プレアデス星団」「ヒヤデス星団」などと共に双眼鏡でも楽しめる星雲、星団です

もう少し奥深く見てみるとオリオン大星雲のなかに生まれたばかりの星がたくさんあり、その中に明るく輝く4つの星がみつかります
この4つの星はトラペジウムと言われています
トラペジウムとはラテン語の「台形」、どの辺も並行ではない「不等辺四辺形」を意味する幾何学用語のようで、正にそのような並びに見えます
小望遠鏡60mm~80mm口径で十分見ることが可能です
付け加えると、オリオン大星雲(M42)の北側に小さな散光星雲(M43)もあります

馬頭星雲

大三ツ星の左(東)側の星アルニタクの下(南)にある馬の頭の形にそっくりな暗黒星雲があり馬頭星雲と呼ばれています
後ろにある明るい散光星雲がバックライトのように暗黒の「馬の首」を浮き上がらせます
馬頭星雲を見るのは口径300mm級の大望遠鏡でないと見れないと思いますが、カメラ撮影なら200mm~400mm程の望遠レンズで長時間露出で可能です(出来れば300mm以上)
もちろん追尾用の赤道儀と三脚は必須です

マトメ

オリオン座だけでも十分星座から星雲、さらに冬の大三角形や冬のダイヤモンドと沢山楽しめます
先ず冬の星座散歩を代表星座のオリオン座観測から始めてみてはいかがでしょうか

冬の大三角形や冬のダイヤモンドは過去記事をご参照頂ければ幸いです

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