流星(Shooting Star)Meteor

星のTomoちゃん

夜空を見上げていると、一瞬パァッーと光ってスーッと流れる「流れ星」を見られることも多いでしょう
流星です

宇宙にある小さなチリ、石や金属の粒が地球の大気に高速で突入する時、空気との接触で高温になり光りながら燃えて見える現象です

意外と小さい

流星と聞くと、塵(チリ)と言っても宇宙空間なので少し大きなものを想像し大気圏に突入して燃え尽きるようなイメージがあるかも知れませんが、その大きさは意外と小さく何ミリ単位の砂粒のようなものです

速度が早い

宇宙空間の塵である小石や氷の粒が大気圏に突入するのは、秒速11km~72kmと言われます
秒速表示だとピンッと来ないかも知れませんが、
時速にすると4万km~26万km
時速で考えると「早い」と感じらるのと同時に速度差の大きさにも驚いたのではありませんか
小さな石や氷の粒の軌道と地球の軌道の向きや速度の違いにより、その時々に速度差が出ます
例えば歩いている時進行方向に対し雪が向かい風で降って来るような考えて、地球軌道と反対軌道の粒だとより速くなるようなイメージです

なぜ光る

大気に突っ込むとその小石や氷の粒自体が摩擦熱で燃えていく時に光るイメージがあるかも分かりませんが、実際は超高速で塵などの粒子が、大気に突入して粒子の前面にある空気が圧縮されることで数千度以上の高温に加熱されると共に粒子や氷の粒は破壊蒸発(蒸発剥離)することで、剝離した粒子成分と周囲の大気ガスが衝突しエネルギーを得て光って流星になります

流星の色は?(赤・黄・青・緑)

この大気突入の蒸発剥離ではがれ蒸発した物質の鉄、ナトリウム、マグネシウムやニッケル、ケイ酸塩などの元素と地球大気の酸素や窒素により青白く光ったり青緑に光ったりと色が変わります

火球と流星の違いは

元々は同じ粒だけど主に2つ

  • 大きさ

流星は光っても普通の星程度で光る時間も0.5秒ほどと短い
火球は特に明るい流星で天文学上は金星より明るい流星と定義しており、数秒光る事もある
マイナス4等級より明るい流星を火球という事が多く、稀に一瞬夜空を昼間のように明るく照らし影が出来る事もあると言うからいかに明るいか分かると思います

粒子や米粒大の流星に対して小石サイズやゴルフボールサイズの火球とミリサイズではなく、センチサイズとかなり大きい物となります
そのため流星体が蒸発剥離して高温の空気でイオン化し発光するが金属原子などが飛び出し流星の後方に光の筋が出来、その煙跡が残る事もあります

隕石は?

色々と流星について記載してきましたが、
大きくて消滅することなく地上に落ちたものが「隕石」です
20cmから30cm以上だと隕石になる率が高いですが、10cm程度でも鉄隕石のように金属体が多く破壊、消滅しなければ隕石となり得ます

過去に隕石として地球上に落下した物には、元々が数十mあったもので地球上にクレーターを残しています
古代の隕石落下クレーター跡からは、数キロ級の物質との衝突であったと言われる物もあります

まとめ

流星はミリ単位の粒子か米粒大の物質が大気と衝突し蒸発剥離して光輝く
ゴルフボール程の数センチ単位の物が衝突するとマイナス4等級以上に光り火球と呼ばれる
数十センチや数メートル級の大きさになると破壊されずに地球上に落ちて隕石となる場合もある

大気への突入物体は同じでもその大きさや氷なのか金属体なのか、また含む成分によっても燃えて光る色も変わり、流星となるのか火球となるのか、それとも地上に落ちて隕石となるか
そのような事を考えながら「流れ星」を探して見てみるのもまた楽しいものですよ




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