夏の大三角形 こと座 七夕の織姫星

星のTomoちゃん

七夕の織姫星ベガを含む夏の代表的な星座としてのこと座

こと座は、ギリシャ神話に登場する音楽家オルフェウスの竪琴とされ、ベガの近くに4つの星が平行四辺形に並び竪琴を形作っています
7×50双眼鏡で見ると、このこと座の四辺形がちょうど双眼鏡口径内に入る感じで良く見えます
全天5番目に明るい恒星のベガはほぼ天頂に見えるので、その近くに四辺形があるので見つけやすいでしょう
ベガは北天においてはうしかい座のアルクトゥールスに次いで2番目に明るく輝く星です

アルクトゥールスについては下記をクリックし「春の大曲線」を参照願います

20時頃にはほぼ南の空高くから西に傾きかける辺りに見えるうしかい座のアルクトゥールス
そのさらに左斜め上の天頂近くに輝く星がこと座のベガです
都会の星の観察としては条件のわるい場所でも明るいアルクトゥールスとベガは明るい1等星なので見つける事が出来るでしょう

北極星の投稿でも書きましたが、こと座のベガは12,000年後には北極星となります
そして織姫星としてのベガに対して彦星として「わし座のアルタイル」があり、ベガ、アルタイルそしてデネブを結ぶと夏の夜空に大きな三角形が見えます
これが天の川を挟んで見える夏の大三角形です

この織姫星のベガを7月7日の七夕の夜に見つけて、その下方に輝く彦星わし座のアルタイルも見つけて七夕の夜を楽しんで下さい

わし座の彦星アルタイルについては下記の「夏の大三角形彦星アルタイル」を参照ください

タイトルとURLをコピーしました