アンドロメダ座

星のTomoちゃん

アンドロメダ座

アンドロメダ座を探そう

アンドロメダ座は秋の夜空に輝く星座で、ペガスス座の四辺形の左上(北東)にある星(アルフェラッツ〔赤〇〕)を頭部として天頂を向くように腰かけた姿になっている
すぐ右足近くにはカシオペヤ座(緑〇)も見つけれるでしょう
天頂近くのペガスス座の四辺形とカシオペヤ座に挟まれるようにある星座として探せるでしょう

アンドロメダ銀河(M31)

アンドロメダ座と言えば何と言っても、腰辺り(赤〇)に見えるM31アンドロメダ銀河です
空の澄んだ3、4等星まで見える環境であれば、この銀河を肉眼で見ることが出来ます
わたしも肉眼でぼんやりとした形で見れた時には「オッー」と声が出るほど感動しました

さらに双眼鏡があれば楕円形の形が分かり、
230万光年程離れた渦巻銀河に感動間違いなしです

小型望遠鏡があればもう少しハッキリと楕円形の銀河を観察できるでしょう

2つの銀河衝突

約40億年後、このアンドロメダ銀河と我々の住む天の川銀河は衝突するとも言われています
その後2つの渦巻銀河は合体して楕円銀河になると推測されています
地球がある天の川銀河とアンドロメダ銀河は約230万光年離れていますが、大宇宙から見ればすぐ隣にある近い銀河です
銀河系内の太陽系…その中ある地球にどのような影響がでるのかは不明です

アンドロメダ座のギリシャ神話

アンドロメダ座のギリシャ神話は、エチオピアの王女アンドロメダ姫として登場します
カシオペヤ座の投稿でも書きましたが、大洪水をもたらすよう海の化け物のクジラ(ケートス)に古代エチオピア国を襲うように海の神であるポセイドンが命じました
これを鎮めるようアンドロメダ姫が生贄となるのですが、そこに現れたのが天馬ペガススに乗った英雄ペルセウスでケートスをやっつけてアンドロメダ姫を無事救い出したのです
そしてアンドロメダ姫とペルセウスは結婚することになります
ここに登場するアンドロメダ、ペルセウス、ペガスス、カシオペヤ、ケートス(クジラ)は、のちに星座となり秋の夜空の近い位置に見ることが出来ます

同じギリシャ神話のアンドロメダの母であるカシオペヤに関しては下記の「カシオペア座かカシオペヤ座 WかMか?」を参照して頂ければ幸いです

このように秋の夜空にギリシャ神話の物語を語る星座たちが見えますので
ぜひ観察して、ちょっと違った角度からギリシャ神話と共に星座散歩をお楽しみください

ちなみに
アンドロメダ座とカシオペヤ座横のペルセウス座は毎年夏(今年は13日極大)に流星群が見えるので有名です
22時頃から夜明け前5時頃まで
ペルセウス座を見上げてみて下さい




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